この映画のアクションを一言で表すなら「スタイリッシュな残忍さ」と言ったところでしょうか？
ストーリー自体は名作「レオン」や
「イコライザー」の様な「プロの殺し屋
、子供の為に巻き込まれる」タイプの
お話です。そう、話自体はよくあるタイプのお話なんですよね…
ですが！一度観始めてしまうと最後まで一気にダレる事無く観れてしまう力強さがこの作品にはあります。
多分ですが、作品の中の諸々の「緩急」が、
抜群に上手いこと機能してるのだと感じま
した。
それはキャラクター（殺し屋と少女）の
信頼関係等の「関係値」が変化していく
タイミングだったり、アクションシーン
の入るタイミングや、カット割りだったり
、主人公の殺し屋は日頃は「ヌボー」としてるのですが、キルスイッチが入れば一気に
残忍な殺し屋モードになる。
って設定のバランスの取り方だったり、徐々に明かされて行くストーリー展開だったりと、多岐に渡る「緩急」が上手く機能し、作品内の緊張感を最後まで維持する事に成功しているのではないか？と、個人的に考えています。
「殺し屋の受難」中々に楽しめますよ！
