オプティマス

ガンズ・アキンボのオプティマスのレビュー・感想・評価

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
3.1
最近のダニエル・ラドクリフの作品の中でイメージ払拭にはかなり効果のあるバイオレンスアクションでした。
法すら触れたことがない冴えない男がスキズムという闇サイトの絡んでしまったせいでプレーヤーとして参加させられます。
本編全てを通してどことなくクラブいるような色彩を感じ、闇サイトの雰囲気も全体的に感じとれます。カメラを活かした特徴的な撮影方法も際立っています。20分に1回くらいナレーションで主人公の心情を説明している要素もあり。
ニックスもよく分からんキャラクターでしたが1番狂ってて良かったと思います。同情しそうなシーンもありましたが、それよりニックスの狂い具合を見て欲しい作品です。マイルズとの絡みも面白かったです。もっと早め協力して本編の半分くらい狂人と真面目のボケツッコミをふんだん入れてても良かったかなと思いました。
キャラクターの奥深さとかそんなものは勿論無くて、ぶっ飛んでるストーリーにぶっ飛んでるキャラクターを相手にして、真面目な主人公とヒロインが巻き込まれ、このぶっ飛んだ方向にどんどん進んでいくみたいな、楽しい映画です。