常盤しのぶ

ガンズ・アキンボの常盤しのぶのレビュー・感想・評価

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
4.0
またダニエル・ラドクリフが変な映画に出ている……ということで気になっていた。変な事になったダニエル・ラドクリフが変なデスゲームに参加して変な胴元を倒す映画。もっともらしい教訓などは一切ない。悪意に満ち満ちた観客は最後まで悪意たっぷりだし、胴元はぶっ倒れるどころか世界進出を果たす。あと本編が終わって変わった部分といえばダニエル・ラドクリフがクソリプをしなくなったくらいか。……いやでもそのうちまたやりそうではあるが。

両手に銃をビス止めされた人間がどうなるか、我々が想像することはだいたいやってくれる。そんなダニエル・ラドクリフの一挙手一投足を楽しむのも本作の魅力のひとつといえる。そうだよなぁ、一人でズボンも履けないよね。あと弾の装填数多いね。

ニックスがかわいい。言動がヤバいきたないアヴリル・ラヴィーン。ガンアクションはキレイで見惚れてしまう。言動はきたないけど。今回は字幕で観たが、吹き替えはどんな感じなのだろうか。機会があれば観てみたい。『コカインやっかー』ってちゃんと言ってくれるのかな。

『一発だけだからな!! いいか、絶対に一発だけだからな!! それ以上は死んじゃうからな!!』『わかった(5発)』ここ腹抱えて笑った。

本作はB級映画なのでシナリオはあってないようなもの。違和感があっても『そういうもんなんだな』と思ってスルーすれば良し。要するに頭を空っぽにして観る映画である。本作はそのカテゴリでいえばかなりオススメできる仕上がりとなっている。90分だし。ただ、お下品なネタが多いので注意が必要。まぁ本作を観ようと思う時点でその心配は要らないとは思うが念のため。

I HAVE THE POWWWWEEEEEERRRR!!!!!!!!!!!