今年初の映画館。
のっけから
♪『二万四千回のキス』💓💋
一家のお父さんは「マルクスのことはオレに任せておけ」という。親戚のおばさまはイスラムの習慣を大切にしている。
雨漏りのする家の町は、混沌の町。
この映画はエミールクストリッツァ27歳頃、1981年の作品。
映画が作られた3年後1984年にサラエボ冬季オリンピックが開催された。そして映画の10年ほど後にはボスニアヘルツェゴビナ紛争が起きたのだったよ。オリンピックスタジアムは墓地と化したとか…
映画でサラエボの男の子は「日々あらゆる面で少しずつ向上を」って何度も復唱するのでした。
私は酔っ払いのお父さんに、泣かされました。
ドリーベルはとても素敵でしたが、男から搾取されるだけの人形のようで悲しかったです。
昔観た『アンダーグラウンド』をも一度観たいと思います。