ドリー・ベルを覚えているかい?の作品情報・感想・評価・動画配信

『ドリー・ベルを覚えているかい?』に投稿された感想・評価

Kei
4.0
「日々あらゆる面で少しずつ向上を」めっちゃ良い台詞。
キスも楽器も催眠術も急に上手にはならない。
4.0

旧ユーゴスラビアの社会主義体制の下で少年ディーノは多少不自由な思いをしながらもウサギ相手に超能力の特訓をしたりバンドを組んだり年上のちょっとエロいお姉さんドリー・ベルとの初恋を体験したりとそれなりに…

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3.8
このレビューはネタバレを含みます

🌙2025.10.24_321

「もう一度だけ彼女に会えなら、
僕を愛しているか聞くのに」

エミール・クストリッツァ監督デビュー作。
青春と家族の物語。主義、親の権威、男女差別...青春映画で…

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Cia
4.0
このレビューはネタバレを含みます

クストリッツァ監督1981年のデビュー作。(ユーゴスラビアの内戦による長い混乱状況により日本では長らく幻の作品とされていた。)
デビュー作+青春ストーリーいうことで初々しさ瑞々しさが眩しい、が、この…

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same
4.5

長編デビュー作とはいえ流石。
演者の動かし方上手くて映画って感じがする。
少年の成長物語を借りて時代が変わりゆくところをうまく表現している。
最後の下手な歌も良い。
淡いベージュやブラウンの衣装がと…

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gena
3.9

エミール・クストリッツァ監督の長編デビュー作。知っている作品とはずいぶん違い、悲しみとピュアさが詰まっている青春もの。呪いにかかったような社会主義国ユーゴスラビアの重苦しさが伝わってくる。そして祖国…

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デビュー作というのもあってか後の作品に比べたらかなりオフビートに感じられたよ。

それでも監督の代名詞の言える音楽や動物なんかは折り紙付きさ。
薄
3.0

全く前知識なしに見たけど1981年の作品だったのね。日本公開が2023年だと。

話としては典型的な少年成長もの。舞台が旧ユーゴな分社会派的な臭いも漂う。ドリー・ベルとの関係よりも父子の関係の方が印…

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隼
4.1
いつか“忘れる”ことを前提に、それでも確かに蓄積されていく記憶は全て美しい。「日々あらゆる面で少しずつ向上を」と反芻、実践。ディーノの見る走馬灯にはドリー・ベルがきっと映る
破天荒なはずなのに穏やかな雰囲気。

穏やかさの中に刺激があるから面白い。

横暴に見えるけれども不器用で優しさが物凄かったわ。

思い出される時間、心動かされる瞬間が何度かある。

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