死んだはずのジャンゴが復讐にやってくるー！

数多く存在する”えせジャンゴ”の一人だが、本作が面白いのは、主人公ジャンゴが”亡霊”のような存在で扱われている点だ。
死んだはずのジャンゴが、敵を次々と殺していく様は、ホラーっぽくもある。

加えて彼が地面に突き刺す十字の墓標には、これから殺す相手の名前が刻まれていたりと、これらの設定自体は中々に面白い。
しかしながら、設定に全振りしており、ストーリー自体に緩急が無いので割と退屈である。

因みに『トゥームストーン/ザ・リベンジ (2013)』(https://filmarks.com/movies/56713) の元ネタは、おそらく本作であろう。

• #マカロニスパゲティ

アンソニー・ステファンの顔がやっぱり嫌いなんだよなぁ、佇まいは良いけど。
今作はミステリアスで亡霊感もあり悪くない。

130.
アタリハズレにの振れ幅が激しいアンソニー・ステファンの復讐劇。こういうのがいいよね。カインと本作くらいの暗さがないとなんか復讐ものって感じが全然しないんだよ。
ちょっと狂い気味？の色白男がムカツク奴で否応にも復讐の必然性を高めてくれる。
亡霊のような演出が多いけど、終盤に近づくにつれ生者ということは分かる仕様。

• #2020年度分私がゴミ映画愛好家なのはどう考えても社会が悪い