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約束のネバーランドのkeiのレビュー・感想・評価

約束のネバーランド(2020年製作の映画)
3.5
原作未読。

見始めこそ
主役2人が15歳には見えないなぁ、とか
色んな人種の子が集まってる感だそうとしてカツラが似合ってない子もいるなぁ、とか雑念が入ったけれど、

どんどん物語に引き込まれて
ハラハラしながら観てしまった。

早い段階で孤児院の謎が明らかになったので、どうこの後話をもっていくのかな、と思っていたけれど、話のテンポがよくいつの間にかエンドロールになっていた感覚。

子どもたちの脱出という大きなテーマ以外にも考えさせられることが多くて、
途中で挟まれる食事シーンでも
真実を知る前と後では食材の見え方が違う気がした。(牛乳、パンと同じように肉を見せていたのは狙いだったのかな…)

最後のシーンは、これぞ映画化!
映像でなければ表現できないシーンに、ただの映像化に終わらない見せ方の工夫が見えたようで、何だか嬉しかった。
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