パーコーメン

約束のネバーランドのパーコーメンのレビュー・感想・評価

約束のネバーランド(2020年製作の映画)
2.3
週刊少年ジャンプの人気漫画の実写化。天才的な子供たちが鬼から逃げる為、孤児院施設を脱獄するストーリー。
まず、主題歌の「正しくなれない」とエンドロールの映像は凄く良かった。
キャスティングではノーマンやイザベラは結構似合ってた。クローネ役の渡辺直美も足は遅いけど原作さながらの怖さあり。鬼のビジュアルには力が入ってた。
それに比べてレイ役は酷い。エマたちとの会話で凄く浮く、てか下手。滑舌とかそういうことじゃ無い。
元々この漫画はエマたちのセリフが凄く多くて説明的な印象だが、そのまま映画に落とし込んだのは失敗だった。会話が凄く詰まり過ぎている。エマたちの会話に間が無いから聞いててシンドイ。漫画で面白い部分や大事な部分含めセリフがずっと淡々に展開する。脚本が悪いのか。
ヅラでビジュアルだけとりあえず寄せた、カタチだけのコスプレ作品。約ネバの漫画が好きな人は観ない方が良い。