長期のミッションに挑む宇宙飛行士としての職務と、母親として幼い娘と離れることに悩む女性という位置づけだが...正直なところ「子離れできていない母親」に映ったのは自分だけだろうか。地味ながら過酷な訓練を積み上げていく過程に過度な盛り上げは多くなく、静かに進むストーリーの中でどう主人公が彼女としての答えを出すのかと思っていたが、それはさすがにやっちゃいけないのでは?という事で終盤で一気に主人公への共感が薄れてしまったのが至極残念。判断自体は理解できなくもないが、こんな選択をする人が宇宙飛行士に選ばれている事自体まずい気がする...