レイシストという呪縛
<あらすじを一言で>
白人至上主義者に育てられ、体中にタトゥーを埋め込んだブライオン。ある時、3人の娘を育てるシングルマザーのジュリーと出会い、暴力と憎悪に溢れた自分の過去を悔い改めるが…。
映画は自分の知らない世界を見せてくれるから好き。
私たちのほとんどは差別主義者が大嫌い。もちろん、自分は決してそうじゃないと思っているし彼らを憎んでいる。でも世の中そんなに単純じゃない。善と悪だけじゃ収まらない。そんなことを思いながら観賞しました。
この映画を見てると、差別主義者を一面だけ見て差別している自分の視点があることに気づかされる。人はもっと多面的だし、大切なもののために皆が戦っている。偏見なしに誰かを受けとめるのは本当に難しいことだろうな。実話が基になっているのがまた刺さる。
最初に「人は変われる」って気づいたジュリーはすげぇよ…そんな人間に俺もなりたいよ！(泣)
