このレビューはネタバレを含みます
白人至上主義者があるきっかけで改心し変わる話、というよりかは、若者を洗脳し搾取するカルト集団の実態を写した映画のようだった。前者を期待していたから拍子抜けだったけど、後者として興味深い作品だったな。
主人公は元々ネオナチ思想にどっぷりハマっていたというよりかは、「仕事」「生きるための術」として割り切ってやっていたように見えたし、あるきっかけで思想ではなく団体に嫌気がさして脱退を試みた、という描き方だったと思う。
なんか上部だけの薄っぺらい作品に感じたのはなぜだろう…。主人公以外の人物描写が不足していたのかなあ。
一番ショッキングだったのが、ボスよ…。犬が死んでしまう映画はきつい。