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「オフィシャル・シークレット」に投稿された感想・評価

ねまる

ねまるの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

国家機密を扱う組織の一員が、
戦争へと向かわせる政府の工作をバラしたら、それは有罪か?

職務で知り得た情報を、公表することは禁止されている。
でも、そこで働く人たちは知っていて従わなければいけないのだろうか。
罪のない人々の生命が侵される戦争を止めるため、そこに隠されたやり口を正義を持って告発した彼女の強さ。
ここまで有罪になったら、同じ組織で働いていたような人たちに、間違っていることを間違っていると主張する権利を奪ってしまうことになるから、罪を認めて減刑を求めるのではなく、戦うと決める覚悟。
普通ここまで出来ないと思う。
歴史的な無罪判決。
記録にも記憶にも残る無罪。
この判決があることが未来にも大切なんだ。
彼女がいたことが大切なんだ。

一石を投じた。
マット・スミス、マシュー・グード(ザ・クラウンの義兄弟だ!と思いました)
リズ・エヴァンスらメディアが信じた。
誰かの一声を、さらに大きく出来るメディアがきちんと立ち上がった。
誰かが立ち上がれば続く者が出てくる。

そして、めっちゃこっち見て微笑みかけてくるレイフ・ファインズ。
画面の外から観ていると、弁護士がレイフなだけで勝ったと思えるけど、彼女は違ったんだろうな。怖かっただろうな。

この話は、本当にスレスレで。
彼女の行いは正しいと分かっていながら、正しいんだけど、そんなことしていいの?ってこちらが不安になるほどなんだよ。
彼女は強い想いと正義心を持っていたけど、誰も彼もが同じことを真似したら、もっと恐ろしいことが起きてしまいそうなことなんだ。
だからといって見過ごしていいことじゃない、見なきゃいいで目を背けてればいいことじゃない、ただ対象を叩けばいいというものでもない。
誰かのために立ち上がる勇気に幸あれ。
FREDDY

FREDDYの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イラク戦争開戦直前に起きた告発事件を題材とした、ギャヴィン・フッド監督が手掛けた実録サスペンス作品である本作は、英国の諜報機関・政府通信本部で働いていたとある日に米国の諜報機関・国家安全保障局から送られてきた、"イラク侵攻を強行するための国連安全保障理事会のメンバーに対する違法な盗聴"を指示する内容が書かれたメールに憤りを感じ、国家安全保障局の地域対象局チーフであるフランク・コーザ名義で友人の反戦活動家・ジャスミンに最高機密をリークし、ジャスミンから情報を得た記者で反戦活動家のイボンヌ・リドリーから持ちかけられた、キャサリンがリークした機密情報の真偽を確かめるべく同僚のピーターとエドの協力を得ながら調査に当たっていた、戦争支持派のオブザーバー紙で記者を務めるマーティン・ブライトによって記事化されたことで始まった"犯人捜し"に居たたまれない気持ちになり自ら"告発者"であることを名乗り出て罪に問われたキャサリン・テレサ・ガンや、彼女の行為によって居場所を追われることとなった、英国の永住権を求めるイスラム教徒でクルド系トルコ人の夫・ヤシャル、起訴されたキャサリンの弁護人となり、政府を相手に無実を勝ち取ろうと奔走する弁護士のベン・エマーソン、ベンと協力しキャサリンの力になるべく情報収集に当たるマーティン・ブライトらの姿を追ったものとなっているのだが、結末こそはうやむやで気持ちが晴れない感じが妙に印象的な作品ながら、これが実話であることや、実際に起きた"キャサリン・ガン事件"の詳細が知れただけでも大いに観る価値はありましたし、イラク戦争について改めて深く考えさせられるとともに、英国の諜報機関の職員という立場にいながら、イラク戦争に反対し国家の嘘を暴こうとしたキャサリンの勇姿もまた胸にくるものがある。そしてキャサリンを演じたキーラ・ナイトレイの演技も良く、告発するも決意が固まらないでいる彼女の表情の演技は目に強く残るものとなっていて、マット・スミスやレイフ・ファインズもそれぞれに味があって好印象。本作は中々見応えがあって最後まで画面から目が離せずにいましたね。面白かった。
堅苦しすぎて後半がしんどい

同系列の「記者たち 衝撃と畏怖の真実」の方がみやすかったかな
Emiii

Emiiiの感想・評価

3.5
イギリスの秘密調査機関で働くキャサリンは移民の夫と二人暮らしをしている。
ある日、米国安全保障局からの依頼メールが届く。
それは、秘密裏にイラク戦争に反対しそうな小国の関係者を盗聴せよ、との指示だった。
米国や英国が国民にウソつき、有利に戦争を進めようとした結果の動きであった。
反戦派のキャサリンは、このメールを外部に漏らすことを考え、旧知の知り合いにメールを託す。

オブザーバー新聞代の記者・マーティンは反戦派記者から、とある手紙を渡される。
そこには信じられない国家として重要な機密情報が載っていて―――。


キャサリンの裏表のない、勇気ある生き方が素晴らしい。
邦画もノンフィクション映画、増えないだろうか……。

戦争の違法性を問う、ところが裁判の行く末を決めたきっかけだと思うが、これが日本ならどうなっていただろう。
黒塗りばかりの書類を提示して、無理やりにでも合憲性や合法性を主張したのではないだろうか。
ただ、彼女を有罪にしたいばかりに。
優秀な弁護士と出会えたのも、彼女自身の能力だと思った。
会話シーン多すぎて、ついていくのに精一杯だった。

背景知識がないとちょっときつい。

またいつか。
まみ

まみの感想・評価

4.5
ベンが格好よかった。感情的でなく、知的な言い回しで、キャサリンを肯定する感じ。イギリスっぽい。
キャサリンの台詞もかっこいい。「政府じゃなく国民に仕えてる」
いつだって大義のための悪を許さないのは女性。
yoshimu

yoshimuの感想・評価

5.0
スノーデンのリークネタが好きな人なら楽しめる映画

リーク系のノンフィクション寄りで他の映画と違うところはリークしたことによる心の迷いの描写が多かったところ

後半にかけて決意が強まっていくけれどそれまでは仕事は違えど民家企業で働く1人の人間と同じように公務員を勤める1人の女性して描かれていて視聴者としても共感できるポイントだった

日本だと同じ内容で起訴されたらどうなっていたんだろうか
亜莉栖

亜莉栖の感想・評価

3.8
キーラ・ナイトレイの追い詰められて切羽詰まる演技が見どころです。

一個人が国や組織に立ち向かう凄さが本当にあったお話しなんだと思うと、本物のキャサリンガンさんという人の凄さに驚かされました。
kakashi

kakashiの感想・評価

3.8
イラク戦争前に自らの信念に基づいて国家機密情報を漏洩した情報機関職員キャサリン・ガンの事件を元にした作品。

キャサリン・ガンの当時の判断の是非はおいておくとして、キャサリン・ガン役のキーラナイトレイの迫真の演技にはぐいっと引き込まれる。弁護人を演じるレイフ・ファインズも相変わらず渋くて良い。
そしてノッティングヒルの恋人の個人的推しキャラのスパイクを演じたリス・エヴァンスが、本作でも相変わらず小汚いのがなんだかやっぱりツボる😂
誰目線だよって感じですけど、キーラ・ナイトレイのキャリアの中でも大事にしてほしい作品、めちゃめちゃ適役でした😎😎😎

ちょうどこういう映画が観たかったのよ、、、
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