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リチャード・ジュエルのsoumaのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.2
『怒ってないわけないだろ!』

↑いや、全然怒ってるようにみえないんですけど…。



1996年アトランタオリンピックで
爆弾をみつけ
多くの人命を救助した警備員が
自作自演を疑われてしまうという実話。


本当のヒーローであるべき人物が
マスコミの無責任な発表のせいで
虐げられてしまうという構図は胸が痛い。

痛いんだけど、、、
このリチャード・ジュエルって人。
警察にあこがれているのはわかるけど
FBI捜査員になめられまくってるのに
いつまでたっても友人のようなふるまいをしているのが
正直、本物のバカなのかなって思ってしまった。
でも、それくらいお人よしで
真面目な人物だったってことなんだよね。

そんなまっすぐな人だったからこそ
爆弾を見つけることができたのかもしれないね。


FBIとして
爆弾事件などでは
実際に第一発見者が犯人だったという実例は多いわけで
捜査方針が間違っているとは思わないけど
それでもやり方ってもんがあるよね。


楽しみにしてた作品だったけど
思ったよりも、はまらなかったかな。
母親の思いや人情みたいな点は良かったけど
実話で結末がわかってるからこそ
もう少し物語に起伏が欲しかったかな。
あの女性記者とか
めっちゃ簡単に手のひら返してたしね。
最後まで悪役であってほしかったよ。

◆クレジット
監督:C・イーストウッド
この人って自分が主演のときの映画と
監督だけのときの映画で
作品のジャンル違いすぎだよねw
全然プレイボーイ出てこないもんなw
あと、最近、実話をもとにした系ばっかりだね。
マイブームなのかな。
明日も、C・イーストウッドの監督作品の予定です。
souma

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