湯気

ひとつの太陽の湯気のレビュー・感想・評価

ひとつの太陽(2019年製作の映画)
4.0
ハッピーエンドともバットエンドともわからない複雑な終え方であったが、すごく余韻の残る映画だった。
難解な問題を目にした時にいつも思うのは、目の前にある現実に良いも悪いも無く、ただ全ての選択肢の結果なんだなってこと。もはや判断しきれないなと思って、ただ見つめてしまうことしかできない。
「春は過ぎ、また訪れる。花は枯れ、また咲き誇る。君が望むなら」月日はただ流れていく中で、当人が前を見据えるなら、満開の春を見続けることができるのでは。
湯気

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