ヤマダタケシ

Awayのヤマダタケシのネタバレレビュー・内容・結末

Away(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

2020年12月15日 武蔵野館で

・途中寝てしまった、、、
・死の影に追いかけられながらひたすら一本道を走り続けるという展開は、それ自体とても抽象的なモチーフであり、そこで何も語らなかったとしてもその姿だけで人生や生きる理由などの壮大なテーマを想起させるものだった。
・ただ、それであるならここまで長尺を使ってやらなくても伝わるテーマだったのでは?と思ってしまった部分もあり、日本公開のエンディングで付くPV?がまさに本編を短尺にしたようなものだったのでそれは感じた(だからPVだけでいいんじゃない?という事では無い)。
・もちろん長尺だからこそ描けたカメの再会や小鳥のエピソードなどサブのものもあり、地図の果てに描かれた街をめざし一直線に進んでいく主人公の道のりに現れる彼らは、それはそれで別の目的を持っているというのはこの長さだからこその豊かさだとも感じた。