監督は「アラジン」のガイ・リッチー。出演は「ビーチ・バム まじめに不真面目」のマシュー・マコノヒー、「ジャングルランド」のチャーリー・ハナム、「ラスト・クリスマス」のヘンリー・ゴールディング、「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリーなど。
イギリス・ロンドンの暗黒街。一代で大麻王国を築き上げたマリファナ王のミッキー(マシュー・マコノヒー)が、総額500億円に相当するといわれる大麻ビジネスの全てを売却し引退するという情報が駆け巡る。そのうわさを耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、私立探偵、チャイニーズマフィア、ロシアンマフィア、下町の不良たちが、巨額の利権をめぐって動き出す。
1人の男の話からストーリーが進む展開。空想と現実が入り乱れる進み方で、スタイリッシュさもありかなり面白い。
設定も内容も好みで、段々と真相が明かされていく進め方も面白い。
最後まで何があるか分からない作品で、終わりまで何度も何度も展開が覆される展開がたまらない。どういう結末で終わるか分からないという点でかなり面白かった。
諸々の思惑が重なり、物語が進んでいく点で難しい所はあるがその難しさが良い。
ただ過去のガイ・リッチー作品と比べると、少し物足りない印象を持った。
ヒュー・グラントのキャラクターは狡いけど非常に良い存在感。あと個人的にコーチの下にいたボクサー達が良かった。
最後まで何が起こるか分からない映画。
