FREDDY

ポイズン・ローズのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ポイズン・ローズ(2019年製作の映画)
1.7

このレビューはネタバレを含みます

リチャード・サルヴァトーレの小説『The Poison Rose』を原作とした、ジョン・トラボルタ、モーガン・フリーマン共演によるサスペンス・スリラー作品である本作は、とある依頼を受け訪れた、故郷であるガルベストンで再会を果たしたかつての恋人ジェインから無実の罪を着せられた娘のベッキーを助けてほしいと依頼され調査をはじめた、アメフトのスター選手だった過去を持つロサンゼルスの私立探偵カーソン・フィリップスが、調査をして行く中で浮上した、テキサスを中心に数百万ドル級の獲物ばかりを狙う大物ブローカーで旧友のドク率いる犯罪組織との戦いに挑んでいく様が描かれたものとなっているのだが、ハードボイルドと言ってしまえば聞こえは良いが、正直、モーガン・フリーマンやジョン・トラヴォルタをはじめとしたキャスト陣のネームバリューだけしか魅力のない、全体的に平坦で安っぽい、教科書通りの展開を見せる雰囲気任せの作品としか言いようがないですね。とくに後半は言葉を失うばかりで、味気のない銃撃戦の連続ですし、命中率が限りなく0%に近い狙撃手、アメフトボールで狙撃手を撃退するという理解しがたい結末、無傷の主人公、そして真犯人が明かされたところで開始20分で丁寧にネタバレされているので驚きもないですし、 キャスト陣のネームバリュー以外で目を惹くものといえば、ジョン・トラボルタの親子共演くらい。面白さが全くわからなかったですね。
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