あおい

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のあおいのレビュー・感想・評価

4.1
強き者に与えらし使命とは…

「鬼滅の刃」アニメシリーズ待望の続編。
空前絶後の人気で、劇場は人で溢れかえっており、最早どうしてそこまで人気なのか?と疑問に思ってしまう程。

ただ結論としては、最近になって、原作やアニメを追い始めた身でも、展開を知っていても普通に楽しめるアニメ作品でした( ^ω^ )

原作の絵とかで言うとあんまり好みじゃないけど、やっぱり人気の火付け役になったのは綺麗なアニメのイラストなんかなと実感。今となっては驚くほどではないにしても、呼吸を使う時のエフェクトはいつ見てもカッコいい。

とにかく煉獄さんの勇姿はカッコよさ以外に何も残らず、ここまで正義に溢れたキャラクターってのも珍しいなと感じる。
欲を言えば、キャラとしてもう少し深掘りして、厚みを出してからのあの展開にした方が、心から泣けたことは間違いない。なんか、展開を焦りすぎてる感じはあるけど、それを超えるカッコよさと声優さんの演技がありましたね!

無駄な程アツイ台詞も、良い人が最期まで良い人であるスタンスも、間際になって描かれる夫々の過去描写も、ストレートが故に色んな人に受け入れられたのかな。

時代設定は珍しいけど、やってることや「柱」のシステムや呼吸法なんかは、直近で言えば「BLEACH」に似てるし、負けてる。殊更稀有な話では無いとは常々思ってて、今作が至高である訳では無いものの、他の作品と対等に比べて個人的に面白いので、観て良かったと思います( ^ω^ )

2020年劇場鑑賞70作目
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