インド人も牛食べるんだー、南インドだからムスリムかなー、西洋人みたいな名前の人はクリスチャンかねー、ありふれた田舎っぽいのに結構複雑なコミュニティねー、とかあれこれ考えながら観てしまった。
もっと牛！男！追う！的な土着パニック映画を期待してたのに、黙示録のプロローグが表すような宗教的な寓話っぽいラスト。途中で羅生門みたいなシーンもぶっ込んでたし、色々思わせぶりが多い。
人間の塔のビジュアルみて思い出したけど、クライブバーカーの血の本シリーズにあんな短編があった気がする。あれも黙示録がモチーフだったかな。
それでも濃いおっさんが何百と束になって牛を追う様は圧巻です。怪作。
