ばあばちゃん

戦争と女の顔のばあばちゃんのレビュー・感想・評価

戦争と女の顔(2019年製作の映画)
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戦後のレニングラードを舞台に、戦争に従軍し心と体に深い傷を負った2人の女性の過酷な運命を描く。

終戦直後のレニングラード。戦争は終わったものの、街は荒廃し、市民は心身ともに追い詰められていた。多くの傷病軍人が収容された病院で働く看護師のイーヤ。PTSDに苦しむ彼女はたびたび発作に見舞われ、ある時、その発作が原因で不幸にも子守をしていた幼子パーシュカを死なせてしまうそんな中、パーシュカの母親で戦友のマーシャが戦地から帰還する砲弾による負傷で子どもの産めない身体になってしまっていたマーシャだったが…。

鬼気迫る迫力…。
スベトラーナ・アレクシエービッチの「戦争は女の顔をしていない」がもとに。