『残像』『COLD WAR あの歌、2つの心』とノリに乗ってるポーランド映画。
カンヌでもアカデミー外国語映画賞でももはや常連です。
ゲーム産業でも世界的なヒットを連発してるとのことですし、エンタメ業界でガンガン輝き始めたポーランド。
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おっもっしっろっいっ!
冒頭はほとんどコントですね。
全然笑わす雰囲気ではないんだけど、設定が固まるまではしばらくずっと勘違いコント。
結構周りが勝手に勘違いしてくれる。
信仰の雑さを揶揄してるとこもあんのかな。
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アカデミー外国語映画賞候補だけあって完成度が高い。
映像もいいし演技も全員素晴らしいし細部も豊か。
特に冒頭あたりの映像で語る技術がすごいですね。
ほとんど説明台詞ないのに複雑な設定を映像で伝えてる。
呆れました、、凄すぎて。。
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話が2つあるんですよね。
神父なりすまし事件と数年前に起きた交通事故。
後半からは「交通事故の真相はっ!!?」に重きが置かれて
偽神父は探偵みたいになってくるんだけど
「いや、そもそもお前偽物だから!」っていう、、、,ちょっと複雑な話。。
なんかね、、、難しいんですよ。。
いろんな人のいろんな秘密が暴かれていって
「なりすましてるのは俺だけか?」と
「お前らも〝善人〟ってモンになりすましてないか?」ってことなんでしょうけど、、、
終盤にかけてちょっと話がわかんなくなってくる。。
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でも、めっちゃくちゃ魅力的な人間ドラマだし
やっぱ東欧の俳優さんの顔っていいですよね。キリッとしてて渋い。
もう一回観る気力体力は、、ないわ。。
ネタバレとよくわかんないとこはコメント欄に。。。