偽聖職者の観る
少年院収監中に信仰心に目覚め
仮出所で司祭だとの嘘が真になる
話
何故目覚めたかから真になるまで
アバウト感アリますけど本題は
そこからなのでまぁいいか
因みに結末もモヤモヤでした
村人だったらダニエルを許せるかどうか
考えると自分なら許せないな
バレない嘘は人を幸福にする事も稀に
有るけどバレた瞬間に裏切られた感は
残ると思うけど
偽者でも心が有ればOKでしょとは話が
違うように思う
何がしかの組織の一員として権力を持つ
と大概の人は保身に走る
権力を行使して更なる悪事に手を染める
かは別として
一員でなく権力者の意識も無いピュアな
嘘で固めたダニエルが村人の心に届いた
のも事実
偽者と想像する訳もない村人の信仰心に
疑問を持つのは違う様な気もして聖職者
の方の在り方どうなの?では
組織の一員がダニエルの様に振舞えば
皆幸せだったはずなので
加害者の妻に対しての被害者の在り方は
信仰と別な所で考えてしまう
いざ自分が同じ立場に置かれたらそんな
簡単に許せるかな~が正直な所
ダニエルの行動はアウトでは
たまたま彼が正しい行いをしただけの話
で本来のルートで職に就いた者が正しい
行いをするという当たり前の事が出来な
いダメな人間とシステムの問題も
信仰とは離れて触れられたくない心を
イジクリ回されてる様
寓話風が実話ベースというのが人間の
複雑さでエンドのダニエル見てるモヤ
モヤもそういう事かなと思う