いちじく

聖なる犯罪者のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

吹替版で鑑賞していたけれど、主人公の病的でちょい頭の悪そうなキャラクターと、鼻にかかったようなイケボ吹替がしっくりこないので字幕版に切り替えて鑑賞。


少年院から仮出所したダニエルは製材所で働くことになるが、立ち寄った協会で「自分は神父だ」と冗談で嘘をついてしまう。
勘違いされて司祭代理を頼まれ、教会に住み込みで働くことに。なんだかんだでうまく行く。
村では少し前に交通事故により7人が死亡。飲んだくれの中年男が酒気帯び運転していたに違いないと決めつけられて、中年男は埋葬させてもらえないでいた。実際は、若者6人が酒気帯び+ドラッグ運転。中年男は自殺を仄めかしていた。真相は解らず。
中年男を埋葬しようと頑張るダニエルだったが刑務所内での恩師トマシュ神父がやって来てニセ神父活動がバレてしまう。
教会を去り刑務所に戻ったダニエルはイジメッ子との決闘に勝利。暴動が起こった刑務所から走り去る。


感動系ヒューマンドラマ想定してたのにヒリヒリとした空気感の映画だった。サスペンス?
色味の少ない画面で静かな緊張感。

ズボン下ろされてなにされてたの?
性描写のモザイクで醒める。
刑務所仲間は何でまた収監されてるの?
村から去る娘。刑務所から去るダニエル。
戒律を守ることは大事だと言いながら、酒をのみセックスをする。やっぱり聖職者では無く犯罪者なんだろうな。
「赦しとは忘れることではない。無かったフリをすることでもない。赦しは愛なのです。」
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