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ドロステのはてで僕らのAPACHEのレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
4.1
【ドロレスのはてで僕ら】感想

Netflixで観賞🎞

とある雑居ビルの2階。カトウがテレビの中から声がするので画面を見ると、そこには自分の顔が映っていた。画面の中のカトウから「オレは2分後のオレ」と語りかけられるカトウ。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差でつながっているらしい。「タイムテレビ」 の存在を知った仲間たちは、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるが...。2分後の未来が突然分かるようになった仲間たちが繰り広げるドタバタSF劇。

全編iPhoneで撮影の70分長回しワンカット‼︎
【カメラを止めるな!】を彷彿させる革新的な作品。

ほのぼのとした雰囲気を裏切るようなSF設定とオシャレ感に引き込まれ、どうやったらこんなこと考えつくんだという脚本に度肝を抜かれた。

未来が分かるという作品は多いけど、2分先の未来ってところがオモシロい。そして、その未来を過去の自分も見ることができるというアイディアのセンス‼︎

単純な仕組みだけど、深く考えると複雑になってしまうので、あまり気にせず、少し不思議なSFと思ってみたらいいと思う。

あと、メグミ役の朝倉あきが超絶カワイイのと、エンドロールでかかるバレーボウイズの【タイトルコール】がいい曲。
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