マサミチ

劇場版 奥様は、取扱い注意のマサミチのレビュー・感想・評価

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とりあえずヒロインを記憶喪失にしてお話をリセットしました、とゆう観客をナメてるとしか思えない安直な設定。誰や?脚本は。

海沿いの街で新海底資源開発に絡む問題に潜入捜査する為に地元の教師(?)に成りすましている公安捜査官の西島秀俊とそこで記憶を無くした妻であり元某国工作員の綾瀬はるかが住んでいるのだが、こんなゆるゆるの監視体制で彼女を見張ってるつもりなんだろうか?

岡田健史演じるバーを経営するお兄ちゃんも意味ありげに近づいてきたどこかのエージェントか何かと当然思ってたら、単なる気のいいただのお兄ちゃんって(笑)

何故か前田敦子が演じる精神科医かカウンセラーよく知らんが綾瀬はるかの脳のリハビリ担当だが、当然公安からの命令で彼女を見張ってるってこっちはそんなこと分かってるわけよ、それ以上の何のサプライズも無いキャラってなんなんよ。

こうゆうのはさ、逐一観客の予測の裏をかいていかないと、お話のスケールをTVドラマから広げないと映画化した意味は出ないんだから。単に地方ロケ海外ロケだけで映画的スケールを出そうなんて、その程度で満足してくれる観客はほぼいないと思うぞえ。

綾瀬はるかもな、同世代で何かと比較される長澤まさみが【MOTHER マザー】のような演技で次のステップへ駆け上がろうとしているのにこんなのに出ていちゃダメでしょ。
マサミチ

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