薫

カサブランカの薫のネタバレレビュー・内容・結末

カサブランカ(1942年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

新午前十時の映画祭にて

名台詞が有名な映画だけど、逆に言えばそれしか知らなかったもんだから、恋愛ものだとしか思ってなかった。だから、ナチスに侵略され揺れ動くヨーロッパや、それでも抵抗する民衆というものを描いていたのには驚いた。世界大戦中の映画ということを実感。

孤独だったリックが、そのきっかけを作った女性イルザをライバルのラズロと一緒に行く方が君のためと送り出し、その代わり友人を得るラスト。恋に破れてもこういうハッピーエンドがあるんだなぁ。
薫