思ってたより5倍良かった。
クスクス笑ってホロリとくるやつ。
邦画っぽさもありつつ、角が取れてて肩に力入ってなくて、ポリコレ的にも現代っぽくアップデートされてて、安心して見てられた。
橋爪功さん、こんな感じの役多いねー。
高畑淳子さんといい感じの熟年夫婦を演じられてました。
物語的には、ザ昭和な旦那さんが奥さんを蔑ろにしてたけど色々あって少し心を改める感じの作品。
流れに淀みが無いし、押し付けがましさや説教くささも無くて、素直に観れました。
剛力ちゃんほんと綺麗な顔してるなぁ。水野勝くんも素直で良い青年感出てた。
袴田くんとか松下さんとかの脇を固めてる人もバッチリでした。
終活の事を描いてる作品なのですが、病院で亡くなってからすぐに追い出されるし、その後の諸々の手続きとかすげえ大変だし、縁起でもない話だけれど、準備はちゃんとしておいた方がええで。マジで。
この作品で、葬儀は家族が気持ちの整理つけるため的なこと言ってたけど、家族のためというよりは親戚とかのためって部分が大きい気がする。
あ、けど、相手するの一度で済ませるって意味では家族のためなのかな?
本当にクソ忙しいし、寝る暇もないしで、悲しむ時間が得られる迄に数日かかるって落ち着いてから悲しめるって意味では良い機能してるのかもしれない。