2019年サンダンス映画祭でノンフィクション部門の短編映画審査員賞に輝いたバッサムタリク監督のドキュメンタリー
親友がISISに加入したとしたら？
日本では考えられないことで衝撃でした
マークについては、仮面をかぶった友人たちからの思い出話や、楽しそうに笑顔を向ける写真たちしか出てきません。
友人たちの話や写真から彼がどんな人物であったのか想像していくのですが、アメリカで生まれた普通の黒人の子供が過激の思想へと染まっていく過程を知るのは辛いものでした
イスラム教について聞かれたらわかる事は答えて、知らない事は自分で調べなよって言うのなんて普通のことだと思いますし、聞かれた方が悪かったとは私は全く思いませんでしたが、良い方向へ正しい方へ導いてあげれば今笑って一緒に入れたかもしれないという後悔を話してくれた青年の言葉を聞いて、とてもやるせない気持ちになりました
思考と言うものはどこでどう変換されて、何を信じていくのか、近くにいる友達ですらわからないのかと恐ろしかったです
21分間でしたがこんなこともあるのかという衝撃と、思想についての勉強になりました
