いちご大福

すばらしき世界のいちご大福のレビュー・感想・評価

すばらしき世界(2021年製作の映画)
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パッケージに書いてあるように、この世はあたたかくて生きづらい。
三上さんと関わる人たちがあったかくてほろほろ。暴力団の奥さんの「かたぎは我慢の連続だけど、空は広い。戻ってきちゃいかん。」って胸を打たれなぁ。ケースワーカーもスーパーの店長さんも身元引受人の弁護士さんもその奥さんも、ADも、みんなそれぞれの関わり方であったかい。
就職先のいじめを見かけたシーン。一瞬ぞくっとしたけど、みんなからの言葉を思い出してグッと堪えたのも感じるものがあった。コスモスの花言葉は、「調和」「謙虚」三上さんが更生した姿にぴったりの言葉。