過ちを犯した人間に対しての社会の厳しさは必要だ。しかし何とかひたむきに更生することを選んだ人を見守ってくれる人が必ずどこかにいるという救いがあるのもまた社会である。
そうして社会の一部となり馴染んでいく中で、自分の中に芽生え出す新しい強さと新しい弱さ。
綺麗事だけではやっていけない。
誰だって心に尋ねてみればみんな自分に理由を作りズルをしてそれに慣れていったり、ときに戸惑いながら生きている。
そしてどんな生き方をしようが誰にも終わりがあるということだけはこの広い空の下で平等です。
と、いうような。