「どうしてこんな世の中なんだろうか」
主役が前科持ちというだけで、大なり小なりみんな抱える生きづらさが上手く描かれている。
実は鑑賞したのは一週間以上前なのだけど、ずっとレビューをかけないでいた。
といのも、あまりにも現実味がありすぎる。
同調圧力やそこから外れたものへの仕打ち、映画をみているのにドキュメンタリーを見ている気分だった。
個人的な見解だけど、最後の最後に施設であの障害者の方の味方になっていれば三上さんは死ななかったんじゃないかと思ってしまう。
病気のこともあるので、何ともは言えないけどあの時、同調した時に三上さんの中で何か大切なものが死んだんだと思う。
あれに耐えられる人じゃなかったんじゃないかな?って思った。
面白かったけど、虚無感がエグい。