若大将Kouno

彼女は二挺拳銃の若大将Kounoのレビュー・感想・評価

彼女は二挺拳銃(1950年製作の映画)
3.9
コロラドの鉄道開通を巡るコメディー要素の強い西部劇。

鉄道が開通して町は大いに賑わうも、更なる区間延長を施行する鉄道会社とそれを妨害する駅馬車会社の武装集団との戦いを描く。

保安官のお転婆娘にアン・バクスター、旅回りの行商人にダン・デイリー。駅馬車会社の武装集団の手下にロリー・カルホーン、機関士にウォルター・ブレナンらが出演。

鉄道が普及するにつれ、資本家たちが沿線の土地買収を行い利権を拡大させ、それまでの交通手段であった小規模な個人経営の駅馬車会社は廃業を余儀なくされる。映画には、こういった背景が実際にある。この事情を扱った西部劇も多々作られた。

デビュー直後のマリリン・モンローがチョイ役で出演している。アン・バクスターもとても魅力的。
若大将Kouno

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