Osamu

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像のOsamuのレビュー・感想・評価

4.1
光と影の抑揚と奥行きのある構図で全編が映される。この画のセンスはかなり好き。

物語も人生の光と影、奥行きの深さのようなものを表現していると感じた。

自身の人生で大切なのは、働いて何かを成すことか、金を得ることか、身近な者たちを守ることか。そして、それは何年経っても変わらないのか。信じていたものが間違っていたと、何十年も経て気付くとしたらその時ひとは何を考えるのだろう。
Osamu

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