【終わり良ければ・・・で良いのかな?】
ヘルシンキで小さな店を営む年老いた美術商が大博打を打つ話。
ハッピーエンドなんだろうなーっと思いながら観始めて、主人公のクズっぷりにバッドエンドでも良いかと思い直した作品でした。
切羽詰まっているのはよく分かりますが、あの場面で「いくらなら貸してくれる?」という言葉が出てくる主人公にドン引き。
仕事にそこまで情熱をそそいでいいると捉えることはどうしても出来ませんでした。
手に汗握るオークションや絵画の真贋を調べるため奔走する場面はそれなりに面白かったのですが、全体的には普通でしたのでこの評価です。
冒頭から何度か映った『Ekberg』を見て、またヘルシンキに行きたくなりました。