人生にゴールはないけど"想い"が私たちを作っていく。最後人が死ぬ時の走馬灯は多分このくらい軽く美しい。
私の人生も映画にしたらこのくらい美しくなるのかな…と正直希望を感じたドキュメンタリーのような30年間
30年という長きに渡った作品なので、
展開が早く年の積み重ねやイベントが、
雑という声が上がっているようです。
でも私は思います。上手く順調に破天荒に進んだ数年だけが、本当に映画として認められるのならこの作品は駄作かもしれない。
でも不器用で儚くて…
何も持たず素直に突き進んでいた頃を置いてきたまま、思い出だけが増えていく…それは綺麗なものも逃げた記憶も。そしてそんな抱えきれない感情から目を逸らしそして近くに居る大切な人とは気付いたときにはすれ違う。そんな山あり谷ありで、迷いながらもがきながらも過去の大切な人を思い続ける。こんな人生を歩んでいる人も多いのではないのでしょうか。
孤独な私たちが偶然にも少し重なる事が出来るから面白いのだと思う。生きるって凄いなぁ。