Parry

第七の封印のParryのレビュー・感想・評価

第七の封印(1956年製作の映画)
4.0
黒死病が蔓延し人々が死にゆく10世紀の北欧。従者と共に妻が待つ城に帰ろうとする十字軍の騎士のもとに、死神がやってくる。騎士は死神にチェスの勝負を持ちかけ、自分が勝てば死からの解放、対局が続く間は死の延期を提案する。自宅への長い旅路の中、騎士と従者は火炙りにされる魔女、強盗となったかつての聖職者など様々な地獄に直面する…。

おうちでスウェーデン映画祭1作目
めちゃくちゃ面白かった。まず死神とチェスの勝負をするという設定が良い。
常に事件が起きていて、一切だれない。テンポが緩慢だからと90年代より前の映画を敬遠していた自分も最後まで一時停止を押すことなく楽しんだ。
ライトハウス、デンゼル・ワシントンのマクベスへの影響も見て取れる。
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