くぅー

第七の封印のくぅーのレビュー・感想・評価

第七の封印(1956年製作の映画)
4.1
デジタルリマスター版が出ていたので、かなり久しぶりに鑑賞…さらに白と黒のコントラストが極まり、そのまま生と死に重なり、ディープに直結する余韻。
神と信仰心を問い掛ける本作だが、神は出て来ない代わりに死神が登場し…ロードムービー的に語り草になっている“死神とのチェス”が繰り広げられる。
そして、明確な答えは出てないが、個人的にはある答えを導き…時にコミカルな本作を象徴しつつ、神髄を見せるあのラストシーンは秀逸。
若かりしマックス・フォン・シドーにニヤリ…スウェーデンの巨匠ベルイマン監督に拍手。
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