ぶるーべりー

DRONE/ドローンのぶるーべりーのレビュー・感想・評価

DRONE/ドローン(2019年製作の映画)
4.2
雷に打たれた殺人鬼の魂が近くにあったドローンに移ってしまう話。
話は単純だし映像はきれいで見やすいB級無機物パニック映画でした。
ちょっとだけ悪趣味な下ネタやグロテスク要素もあるけど、控え目な部類だと思います😅

調べてみると監督のジョーダン・ルービンさんはビーバーがゾンビ化するホラー映画「ゾンビーバー」も撮ってる人らしい。でもゾンビーバーよりキツイ表現が少なくて見やすいです。
音楽もゾンビーバーと同じ人みたいだし、探偵役のおじさんもゾンビーバーに出てた人でした。同監督のファンには嬉しい要素なのかな…?

個人的な加点ポイントですが、特徴的な電子音のBGMが映画全体のチープな雰囲気とマッチしてるところとか、どこか一昔前のモンスターパニック映画を彷彿とさせる部分が良かったです。
殺人鬼の魂が無機物に乗り移るという設定は「チャイルドプレイ」に似てるんですが、他にも「13日の金曜日」「シャイニング」オマージュっぽいシーンもあって、ドローンという近代的な機械を題材にしつつホラー映画のお約束を取り込んでるのが温故知新感があって楽しい😆

ちょっと昔のB級ホラー映画が好きな人、「ミーガン」「キラージーンズ」あたりを楽しめる人には是非オススメしたい映画です。
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