TJ

花束みたいな恋をしたのTJのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

いやー良かった!
まず序盤、パンケーキ食べてるところに意地悪なモノローグ被せたり、モノローグの使い方が上手い。
最初は同じ考えの二人が、途中から考えが合わなくなりモノローグが消え、また別れるタイミングでモノローグ復活してといういい演出。
そしてイヤホンの使い方も上手。
イヤホンは最初2人を繋ぐ物として登場して、その後各々の世界を隔絶する物となり、最後には2人の思い出であり、付き合ってた記憶としてのイヤホン演出。
さらにLR同じように思えても実は違うってのは、麦と絹を表してるように感じた。
同じものが好きで同じものを見てても実は違う2人そのもの。


終電後にだらだらと飲む感じ、懐かしくもあり羨ましくもある、コロナ前は当たり前に出来てた。
大学生時代はロング缶のビールが終盤では350ml になってるのもいい変化。

そして何より固有名詞の多さと、その内容が自分に刺さりまくった! 
NUMBER GIRLのTシャツ着てたり、下高井戸シネマとか、バールのようなものとかが映画で聞けるだけでなんか嬉しい。
SMAPのたいせつも嬉しい選曲

ゼルダBotWはゾーラの里で止まってとかまずゾーラから行ったんだ、自分のそうだったなあってなったし、
宝石の国は読んだけど内容もう覚えてないとかわかりすぎる。
宝石の国は2017年10月でアニメ化して知名度が上がったので、それで読んだのかなとか思ったりした。

自分には刺さりまくった!
TJ

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