ぢん子

花束みたいな恋をしたのぢん子のレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.0
着想歌?のAwesome City Clubの勿忘をSpotifyで歌詞見ながら聴いて、数分、数行の歌詞で、こんなに世界が広がっていくんだ、と驚きました。

「ちょっと思い出しただけ」見て少々感想が変わりました。
初見は、普通に、ええなぁと、未だ憧れる部類のラブストーリーで感情移入もほぼなく、あーそうなんだ、あこれは…などなど。
でした。

似た価値観で、同じ靴履いてるとか、そら目がキラキラなります。好きの入り口がフツーなのが良かったんだろうな。
好きだったものを思い出すことすら出来ない彼氏を間近で見る彼女。
気は遣うけど、家帰るのが重いため息に変わるような気の遣い方。
描写が分かりやすかったです。

香純ちゃんが慣れないパンプスを履いて狭いアパートから手を振ってく姿、可愛かった。
アパートのふたりは、眩し過ぎました。

大多数の女性の人生と、男性の人生って違うんだな、と知りました。
スーツ着て社会の中で仕事に追われるのは、男性が圧倒的に多いように思います。未だに、ひとつの会社に長く務める、というのが素晴らしい的な昭和の考えもあるし。

女性は、ひとつの会社に留まることが難しい。日本だからか?
いきなり辞めて、好きなこと仕事にしたり、海外行ってきますーって人、女性が多いイメージです。
刷り込みかも知れませんが。

こういう恋愛映画を、
「この手の映画苦手なんです」
と、全力で迂回しまくってたなぁと、つい最近までの自分を遠い昔のように思いました。
でも、ここまで書くのに時間掛かったのは、まだ苦手だからなのかも知れません。
2023年後半は苦手じゃなくなってますよ(未来の私より)

覚え書き
知らない言葉が(現代用語)出てくる。
菅田くんの脚毛が意外に濃くて驚いた。
ファミレスの店員さん。
ぢん子

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