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花束みたいな恋をしたのoiのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

○ 恋愛は、別れるまでの切なさを楽しむもの
っていう言葉、正直、すっごくわかる
これいつまでつづくんだろう、っていうぐらぐらな関係、切ないんだけど、それがいい

○ 麦くんも絹ちゃんも、どちらのことも分からないことあったし、どちらの気持ちもすごく分かっちゃった

○ 麦くんの悪かったところは、絹ちゃんとの生活をつづけたいからという理由で今までの生活をこわしていて、だからそれって絹ちゃんのことを本当に大切にしていたわけじゃなくて、自分本位だったよね、っていう(だから、麦くんがいままでの生活を捨てるだけじゃなくて、ブラック企業でがむしゃらにならなきゃと思ったきっかけの描写がもっとほしかったかも)
でも、もし恋人が絹ちゃんみたいな会社で働いていたら嫌悪感を感じるし、見下しちゃう気持ちもわかるなあ、、

○ そもそも私は絹ちゃんの、自分は人とは違う、って思って周りをどこか冷ややかな目でみていて、でも流されやすくて、芯のない感じ、すきじゃない(自分と似てるなあ)

○ 絹ちゃんの包容力は麦くんと長く続けた理由だなと思う。たぶん、絹ちゃんって麦くんに対する余裕があったんだろうな

○ 麦くんと絹ちゃんって本当に惹かれあっていたのかなぁと思った
そりゃとんでもなく運命を感じることはあったと思うけど、でもそれだけで、
どちらもこの人のことがとにかく好きだ、、!ってなっていなかったというか。
実際に絹ちゃんは、余裕のある男の人に惹かれているシーンはあったけど、麦くんに夢中になっているようなシーンはなかったなあと
oi

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