ショウキ

バッド・エデュケーションのショウキのレビュー・感想・評価

バッド・エデュケーション(2019年製作の映画)
3.9
2020年277作目

ヒュージャックマンはソシオパス?

ヒュージャックマンの誕生日ということで、
タイミング良いので本作のレビューを。

本作で出てくるソシオパスというワード。
これは「精神障害が反社会的な振る舞いとして
表出するタイプの人を指す。」らしい。

サイコパスの兄弟みたいなもので、
簡単に言うとサイコパスは先天的、
ソシオパスは後天的なものになる。

そんなソシオパス教育長を演じるのが、
我らがウルヴァリンのヒュージャックマン。
タソーン(ヒュー)は生徒の成績を大幅に向上させ、
住民や関係者から絶大な信頼を得ていました。

しかし突然、副教育長による横領が発覚。
自分の功績に泥を塗りたくないタソーンはそれを隠蔽。
よく日本でもありますが、タソーンも周りを丸め込め、
何とか自分の手中に収めようと躍起になりますが…

これがなかなか面白いです。

実はタソーンにはある秘密があり、
二重、三重の生活を送っています。
劇中にタソーンは副教育長を
ソシオパスだと言いますが、
そんなタソーンもソシオパスなんです。

ヒュージャックマンはそんな滑稽なタソーンを
絶妙なセンスで演じております。

ヒュージャックマンの新境地をぜひ!

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