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木靴の樹のcocconのレビュー・感想・評価

木靴の樹(1978年製作の映画)
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自分の知らない暮らしを覗き見することができました。生まれた時から既にすべきことが決まっているってある意味いいなと思いながら見始めたのですが。豚の鳴き声で途中気持ちが沈み込み(自分も肉を食べてるのにすみません)…他にも金貨の馬や、連れられていく牛のちょっとした表情がリアルで心が痛みました。光景はミレーの落穂拾いのような…美しいです、でもその裏での人々の苦労や努力や。トマトが実っておじいちゃんとウキウキ手をつなぎながら市場へ売りに行く女の子、からの…タイトルはそういうことだったのですね…。子供と動物の悲しむ顔は辛いですね。
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