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ダーティハリーのぉゅのレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
3.7
2021年 鑑賞 21-81-3
「真昼の死闘」「アルカトラズからの脱出」等のドン・シーゲル監督の、サンフランシスコを舞台にしたアウトローアクションシリーズ作品の1作目。

サンフランシスコのとあるホテル屋上のプールで泳いでいた女性が、何者かによって射殺される。捜査にあたるのは通称「ダーティハリー」と呼ばれる、サンフランシスコ市警察本部捜査課のハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッドさん)。狙撃地点に残されたメモで犯人はスコルピオ(アンディ・ロビンソンさん)と名乗り、市警察に10万ドルを要求。応じなければ、次はカトリックの司祭か黒人を殺すという。市警察は支払いを拒み、次の犯行を防ぐために市内の高層ビルに多数の警察官を配置する。警戒中のヘリコプターが不審人物を発見するが、犯人を逃がしてしまう...

ハリーがゴリゴリのアウトロー臭。影のある1匹狼な風貌、好き!イーストウッド氏なので尚だ。やることも冒頭のシーンから突飛で派手!消火栓から水が勢いよく出て、車は横向きに倒れ、路上店舗は車の突入で、ぐしゃぐしゃ。更に犯人を撃った銃弾がガラスを割り... 何事も無いように、颯爽と歩く様は最強感さえする。

ハリーのつけた傷を辿り、ついにはスコルピオを逮捕するも、憲法の権利上での自白の強要があったとして、スコルピオは放免になり...

“被害者の人権は誰が守るのか?”
怒り心頭のハリー、病院を抜け出し、酒屋へ向かうスコルピオ...

“これは世界一強力な拳銃だ 脳みそがぶっ飛ぶぞ”
スコルピオを追いかける工場、好き!そして、池の桟橋まで、スコルピオを追い詰め、ハリーにあの台詞。痺れるぅ!最後、池に●●●ッ●を投げ入れるのも良かった!ハリーらしさ、これを捧ぐ的な?
ハリーの愛用の銃を調べてみると... スミス&ウェッソンM29「44マグナム」6.5インチ銃身長のブラックモデルで、1970年代当時のS&W社の最高級モデルで、口径.44S&Wマグナム、6連発だそう。

スコルピオの事件にて、負傷した若手刑事のチコ(レニ・サントーニさん)を見舞うハリーの一面も好きだ!言葉に出さないが、認めているんだな、と。うらやま!
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