サンフランシスコ市警殺人課のハリー・キャラハン刑事と精神異常の連続殺人犯"スコーピオン(さそり)"との対決を描いたアクション映画。
クリント・イーストウッドをスーパースターに押し上げた「ダーティハリー」シリーズ第1弾で、ドン・シーゲル監督の代表作。
原題: Dirty Harry (1971)
プールで女性が屋上から狙撃され死亡する事件が発生。
"スコーピオン"と名乗る犯人(アンディ・ロビンソン)は、「10万ドルを支払わなければ、次の犠牲者を出す」とニューヨーク市に警告する。
殺人課の刑事ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)と相棒チコが捜査にあたるが、第2の殺人、少女の誘拐、バスジャックと立て続けに事件が…
凶悪犯人なのに、法に従わないと逮捕できないという法の不備に我慢できないハリーは…。
「考えてるな?撃ったのは6発?
まだ5発?よく考えろ。
…
賭けてみるか"今日はツイてるか?"どうなんだクソ野郎!」
"I know what you're thinking. Did he fire six or only five ?
…
you've got to ask one question:"do I feel lucky ? " Well, do ya, punk ?"
"ダーティー"な(汚い)仕事ばかり振られ、犯人逮捕のためには上司の命令も法律も無視し暴力も辞さない"ダーティー・ヒーロー"、「フレンチコネクション」でジーン・ハックマンが演じたポパイ刑事とはまた違うアンチ・ヒーローの誕生。