女優をとはどういう生き物なのか。まるで真実のカトリーヌ・ドヌーヴを観ているようなそんな気持ちになる。毒舌で我儘だけどとてもチャーミング。
是枝監督にしてはとても軽やかでそれはドヌーヴのもたらすものなのか、パリの空気によるものなのか。なんかね、エリック・ロメールの映画のような手触り。
イーサン・ホークの出演部分を多くした?特別編集版を先に観てしまいましたが、傍らにいる楽しげな男性陣になんかとても和む。ダンナポンは「イーサン・ホークうるさいw」って言っていましたが、わたしは居てくれて助かるなぁ。だってあの二人がただバチバチしてたら怖いってw 女優の魔法にされるがままの優しい男たち。