学ぶ事が沢山あった。
子供にフォーカスして、物語が進んでいく。
大人は子供に対して、
どうしても経験してきた生活を
崩したくないという考えから、
素直に対応できないことが多い。
脳みそは新しい記憶をいれる為に
古い記憶を削除している、とされているのなら、
大人になるにつれて、思考が狭くなってしまう
ことは、生きる上で避けられないのかなと。
だからといって、自己思考を
押しつけるように過ごしてしまうのは駄目。
子供だから、と分かったふりをして
'そうだろう' 'こうしたいのだろう'と
全て大人の幻想で接することは間違いだ、
と思った。
"僕の気持ちは僕の奥にある、
何が分かるんだよ"と反論したジェシーは、
ジェシーなりに伝えたい言動がありながら、
まだ伝え方を多くは知らないなりの
言葉。子供と接することが大変だ、と
思えば思うほど、子供は伝えたい意思が
明確であるのだと思う。
子供もひとりの人間。
人それぞれ。
子供はまだ生きて日が浅い、という
事実から、軽率に接することは
その人自身の人生を空にしてしまう
ことに繋がりかねないと思う。
どんな人とも変わらずに、また優しく、
敬意を持ち話すことは大事……。
インタビューをされた子供たちの
言葉に凄く感銘を受けた。
未来について考え、何も分からないからこその
不安や深み、言葉にして伝えることは勿論、
自分なりの考えを大切にすることは、
日々を潤わせるには素敵なことだと思う。
