食人として生まれてきたマレン。
食人であることを認めたくなく、
孤独や恐怖を感じながら
日々を過ごしていた中、リーと出会い、
食人としての生き方を知り、惹かれていく。
最初はどうしても受け入れ難い出来事も
起きてしまうが、
リーが隣にいてくれることは
どことなく心地良く感じていたのだと…
"食べて愛してくれ"のセリフには、
ボーンズアンドオール、
骨まで全て食べてほしいという
愛情表現が現れていたと思う…
異色のカニバ恋愛、
普通のラブストーリーとは違う感覚。
周りとは違う生きづらさを
感じているからこそ、
特別な関係になることは物凄く深いし、
何よりも儚く感じた。
この世である差別とはまた別な
大きな溝の中で、
2人は出会い、お互いを信じ、
食人としての感情を吐き出しながらも
お互いを愛していたんだと、
ホラーよりもラブストーリー!、
所々当たり前に人を殺し食べていたけれど、
それすらも美しく感じた。。
また観たいです。