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ボーンズ アンド オールの13のレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
4.9
食人として生まれてきたマレン。
食人であることを認めたくなく、
孤独や恐怖を感じながら
日々を過ごしていた中、リーと出会い、
食人としての生き方を知り、惹かれていく。
最初はどうしても受け入れ難い出来事も
起きてしまうが、
リーが隣にいてくれることは
どことなく心地良く感じていたのだと…

"食べて愛してくれ"のセリフには、
ボーンズアンドオール、
骨まで全て食べてほしいという
愛情表現が現れていたと思う…

異色のカニバ恋愛、
普通のラブストーリーとは違う感覚。
周りとは違う生きづらさを
感じているからこそ、
特別な関係になることは物凄く深いし、
何よりも儚く感じた。

この世である差別とはまた別な
大きな溝の中で、
2人は出会い、お互いを信じ、
食人としての感情を吐き出しながらも
お互いを愛していたんだと、

ホラーよりもラブストーリー!、
所々当たり前に人を殺し食べていたけれど、
それすらも美しく感じた。。
また観たいです。
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