『C’MON C’MON』
【あらすじ】
ニューヨークでラジオジャーナリストとして働く独身の男。ある日、ロサンゼルスに暮らす妹に頼まれ、彼女の9歳の息子の面倒を見ることになる。現地へ赴き慣れない共同生活をする中、妹の留守が長引くことになる。仕事の都合で帰らなければならない彼は、甥を連れてニューヨークへと戻る。
【監督・キャスト】
監督:マイク・ミルズ
出演:ホアキン・フェニックス(ジョニー)、ウディ・ノーマン(ジェシー)、ギャビー・ホフマン(ヴィヴ)、スクート・マクネイリー(ポール)、モリー・ウェブスター(リウサーヌ)、ジャブーキー・ヤング=ホワイト(ファーン)
【感想】
あらゆる地域の人々(子供達)にインタビューを繰り返すラジオ番組を行う叔父のジョニーと甥のジェシーの2人を主軸とした物語。
YouTubeの睡眠音楽のようなBGMと白黒の画面の中、様々な人種の子供達が“どのように世界を見てるか・見据えてるか"に対する意見の中、2人の物語が進んでいく。
ジェシーの妙に大人びた思考の中に唐突に現れる子供としての一面に、叔父のジョニーが振り回され、共に成長していく2人の姿にかなり惹きつけられた。
なぜ白黒の画面にしたのかはよくわからないが、物語としては寝る前に見ることをお勧めするくらいゆっくりとしたストーリー進行。