思っていたより重かった。
希望がないわけではないけれど
感動というよりは引きずる重さだった
っていうかこれは時代設定的には令和の時代でOK?
ちょっと時代背景的に昭和の時代の話かと
思うほど古くて暗い
私は泣けなかった
ただただ辛かったよ、もやもやしたよ
女性の身体にならなくてもお母さんにはなれるよ
と思うのはなんの苦労もなく
当たり前に女でいる私のエゴなのだろうか
目を背けたくなるシーンもあった
まさかそんなことになっているとは・・・
あれは必要なのか?
っていうか今でもそういった事はあるのだろうか
現実の厳しさ、貧困
一日一日をなにかにしがみつくよう
生きている人ももちろんいて、どこかで
折り合いをつけながら人生を進んでいるのだろう
だからこそ凪沙が選んだことが
幸せになれる道につながっているような
そんなラストだったらどんなに良かったかと
ついつい思ってしまう。
もう、辛すぎてこれは見返せない
ただ、一果が踊るバレエのシーンはとても
美しくて、光と影のようなそのコントラストに
胸が締め付けられた。